人間の行動変容を目指した社会心理学的アプローチ

心理学
キーワード

総合人間科学部 / 心理学科

樋口 匡貴 教授

概要

人間が健康や幸福を維持したり回復したりするための行動は数多くある。しかし様々な理由によって,その行動が適切に実行されない場合もある。これらの行動のメカニズムを検討し,さらに行動実行のための介入方法を探っている。

これまでに扱ってきた具体的な行動は,COVID-19の予防行動,子宮頸がん検診,コンドーム購入行動,特殊詐欺予防など,さまざまである。

関連特許・論文等

新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言期間における予防行動の関連要因:東京都在住者を対象とした検討
樋口 匡貴, 荒井 弘和, 伊藤 拓, 中村 菜々子, 甲斐 裕子
日本公衆衛生雑誌,2021年6月早期公開

子宮頸がん検診受診の行動変容ステージを説明する認知変数―行動実行モデルを用いた検討―
春田悠佳, 樋口匡貴
Journal of Health Psychology Research 32(2) 2020年2月

ビデオ視聴法によるコンドーム購入インターネットトレーニングの効果
樋口匡貴, 中村菜々子
日本エイズ学会誌 20 146-154 2018年

Effects of internet-based video-feedback training for reducing embarrassment when purchasing condoms: One year follow-up.
Higuchi, M, Nakamura, N
Proceedings of The 14th European Congress of Psychology. 2015年7月

コンドーム購入行動を阻害する羞恥感情の研究 ―VTRを使用したコンドーム購入集団トレーニングの効果
樋口匡貴, 中村菜々子
現代日本の社会心理と感情 77-95 2014年10月

シェアする