差別禁止法理とハラスメントへの規制の研究

法学
キーワード

法学部 / 地球環境法学科

富永 晃一 教授

概要

職場におけるハラスメントは、就業環境の悪化により職場の生産性の悪化・人材流出等を生じさせたり、告発や紛争化に伴う対外的イメージ低下等により企業価値を大きく毀損したりするおそれがあり、それらの職場におけるハラスメントの防止が、労働者の人格権の保護の観点だけでなく、企業のガバナンス上も一つの重要な課題となってきている。法理論的に、先行研究の整理や外国法との比較等により、ハラスメントの法的概念や判断枠組み、成否の限界(判断基準)等について、明確化を図ることを目指している。

シェアする