2023.07.18
理工学部 / 物質生命理工学科
鈴木 教之 教授
有機反応は一般に有機溶媒中で行われる。溶媒として水を用いる反応は環境への負荷が少ないため望ましいが、制約も多い。我々は、温度によって親水-疎水性が不連続に切り替わるポリマーへ触媒分子をつなげることにより、水中で容易に、かつ高選択的に有機反応を行える系を開発している
加温した水中で有機反応を行った後、冷却すると有機層を比較的容易に分離できる。
Palladium-catalyzed Mizoroki-Heck reactions in water using thermoresponsive polymer micelles
Noriyuki Suzuki*, Taiga Takabe, Yoshiko Yamauchi, Shun Koyama, Rina Koike, Masahiro Rikukawa, Wei-Ting Liao, Wen-Sheng Peng, Fu-Yu Tsai*
Tetrahedron. 2019, 75, 1351-1358.
DOI: 10.1016/j.tet.2019.01.047
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