伝熱現象・熱流動現象の可視化計測技術

装置・デバイス
キーワード
一柳 満久

理工学部 / 機能創造理工学科

一柳 満久 教授

概要

 様々なスケールの伝熱現象・熱流動現象の可視化計測法を開発しており、近年では、エンジン筒内の可視化計測から噴霧流の粒径計測など幅広い計測を行っております。以下に、これまで行ってきた計測法の一例を示します。
エンジン筒内の可視化計測の装置(図1参照)
レーザ干渉画像法(ILIDS)による噴霧流の粒径・速度計測(図2参照)

図1. 可視化エンジンの装置
図2. 噴霧流の可視化画像および干渉画像

応用例

対応可能な業務内容は以下の通りです。
上記計測法を利用した(もしくは新たに計測法を開発し)熱流動現象の実験的解析、流れの可視化実験 等

今後の発展性

これまでの経験から、伝熱現象・熱流動現象における種々の計測業務の実施、もしくは計測相談(計測コンサルティング業務)等を受けたいと思います。

研究設備

研究シーズ名可視化エンジン、粒子画像流速計、高出力レーザ

共同研究・外部機関との連携への期待

種々の計測業務を通じ、多くの企業との共同研究を進めていきたいと思っている所存です。

関連特許・論文等

一柳満久, 澤村悠司ら, 自動車技術会論文集, Vol.50, No.3, pp.666-672, (2019).
Mitsuhisa Ichiyanagi et al., SAE Technical Papers, No. 2019-32-0542, (2019).
一柳満久, 斉藤伶奈ら, 自動車技術会論文集, Vol.51, No.1, pp.19-25, (2020).
Emir Yilmaz, Mitsuhisa Ichiyanagi et al., International Journal of Technology, Vol.12, No.1, pp.101-112, (2021).

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