環境強度および破壊力学に基づく構造物の安全性研究

医療・医用 マテリアル・リサイクル
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キーワード
久森 紀之

理工学部 / 機能創造理工学科

久森 紀之 教授

連絡先 hisamori@sophia.ac.jp

概要

環境を考慮した材料強度および破壊現象は、破壊に要する駆動力と抵抗力の関係で決まります。その抵抗値は材料に強く依存します。構造物の破壊事故は、社会的に大きな問題となります。破壊にはどんな種類があり、どのような条件で起こり、それを防ぐにはどうすればいいかを力学的及び材料学的な観点から研究を行っています。

応用例

チタン・チタン合金、ステンレス鋼のねじり疲労特性、チタン合金への表面改質が疲労強度向上に及ぼす影響とその効果、表面改質材の疲労強度向上とそのメカニズム、次世代型チタン合金の力学的評価と構造設計、予ひずみを付与したSUS304、316鋼の腐食疲労評価、β型チタン合金の切欠き疲労特性の評価

今後の発展性

環境強度および破壊力学に基づく構造物の安全安心性を目指しています。

研究設備

材料強度評価試験装置,疲労試験装置,硬さ評価試験装置,摩耗試験装置,腐食特性評価試験装置、構造解析評価試験装置,微細組織構造観察試験装置,表面粗さ測定装置,等

共同研究・外部機関との連携への期待

環境強度および破壊力学に基づく機械部品,機械工業,構造用材料,機能性材料などの安全性に関する研究

関連特許・論文等

  • 久森紀之,特集 3Dプリンタで注目されるAdditive Manufacturingの新潮流 レーザ・電子ビーム積層造形法によるカスタムメイドインプラントの作製,日本機械学会誌,118,1,22-25,2015
  • 久森紀之,医工連携におけるレーザの活用技術 レーザ・電子ビーム積層造形法によるカスタムメイドインプラントの現状と将来,レーザ協会誌,38,3,26-34,2014.
  • 政木清孝,亀島洋平,久森紀之,佐野雄二,秋田貢一,菖蒲敬久,Ti-6Al-V合金の回転曲げ疲労特性に及ぼすレーザピーニング処理の影響,材料,62,5,297-304,2013

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