2023.07.21
応用数学による数理モデリングから数値解析、ソフトウェア、ハードウェア実装まで一貫して対応可能な専門技術と知識を持ち、特に、変分法に基づき映像から被写体の密な動きの分布(オプティカルフロー・シーンフロー)を推定するための数値安定な実装技術(計算科学・数値解析)に独自の優位性があります。非線型演算がなく数値計算のためにだけに必要な変数が無いため、ハードウェア化し易い手法です。車載カメラ等のステレオ映像やレンジセンサ映像から、被写体表面の3次元の動き(シーンフロー)を安定に推定する研究を行っています。医用画像等の4D画像では、密な3次元データ点群毎の3次元の動きの推定ができます。推定された動きを用いることで、被写体の進路予測や、動きによる分類、動画像のデータ圧縮率の向上等に応用できます。 最新のC++言語規格やOpenCVなどの内部実装に詳しく、企業所属時は高速画像処理に関するプロジェクト担当経験があり、技術指導が可能です。
短時間未来予測、映像データ圧縮符号化
高速化、高精度化、特殊センサでの推定など
イベントカメラ DAVIS346、intel realsense d435i、高速計算機、GeForce RTX3090 など
医学応用、自動運転、映像符号化など
研究業績参照