量子群の表現論、結晶基底・幾何結晶

基礎・理論
キーワード

理工学部 / 情報理工学科

中島 俊樹 教授

概要

 量子群の表現論を研究しています。量子群の理論は1980年代後半に登場し、1990年代から大きく発展した比較的新しい分野です。量子群はその成長過程において、数学の様々な分野と結びつきながら大きく発展してきました。専門である結晶基底は、数理物理、組合せ論などとの深い結びつきを見せながら、近年は代数群、ヘッケ環の表現論、圏化やクラスター代数と呼ばれる最新の理論との関係も大いに注目を集めています。

応用例

数理物理、組合せ論、位相幾何学

今後の発展性

Categorification(圏化)、クラスター代数との関係について

関連特許・論文等

Kashiwara, Masaki; Nakashima, Toshiki; Okado, Masato. Tropical R maps and affine geometric crystals. Represent. Theory 14 (2010), 446–509.

シェアする