IoT/AIに向けた小型化・低消費電力化

情報・通信 ライフサイエンス 医療・医用 装置・デバイス
キーワード
林 等

理工学部 / 情報理工学科

林 等 教授

概要

1.IoTを加速する機械学習を用いた5G無線センサネットワークの低消費電力・高信頼伝送

  • 例えばスマートメータでは、それ自身のエネルギー消費を減らすため、センサノードであるスマートメータ(無線端末)の低消費電力化と、これをサポートするセンサネットワークの構成が重要です。

2.人工知能(AI)チップを用いた無線センサノードの小型化・低消費電力化

  • Ethernet(10Base-T)やRFID(Radio Frequency Identification)、Near Field Communicationで使用されるマンチェスタ符号に代わる高速起動・低消費電力符号や、超高周波ICの研究をしています。

応用例

事務・業務の効率化(自動検針など)、防犯・セキュリティ(不正侵入・盗難防止など)、物流・マーケティング(トラック・荷物位置把握など)、構造物管理(ビルメンテナンスなど)、施設制御(電気機器・電力制御など)、環境保全(CO2濃度測定など)、防災・災害対策(地震モニタリングなど)、医療・福祉サポート(健康管理・バイタル測定など)、交通管理・制御(交通流モニタリングなど)、食・農業(温室管理システムなど)

今後の発展性

「AIコンピューティング」や「ブロックチェーン」などの新しい技術を適用した小型・低消費電力センサネットワークを目指します。

研究設備

ネットワーク・アナライザ、RFベクトル信号発生器、スペクトラムアナライザ

共同研究・外部機関との連携への期待

新しい小型・低消費電力センサネットワークシステムの開発

関連特許・論文等

  • (The Finalists of Best Student Paper Award at IMWS-Bio 2015)”Miniaturized Broadband Rat-race Hybrid for UHF Biomedical and Healthcare Applications and TV White Space Systems,” in IEEE MTT-S IMWS-Bio 2015 Dig., Taipei, Taiwan, Sep. 2015.
  • (招待論文:2012年度 電子情報通信学会 通信ソサイエティ 論文賞受賞)”Survey of RFID and its application to international ocean/air container tracking,” IEICE Trans. Comm., Mar. 2012, Vol.E95-B, No.3, pp.773-793.

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